2025.03.04
2025年2月21日(金)、人文社会科学部人文科学コースの大櫛敦弘教授が最終講義を行いました。
2025年2月21日(金)、大櫛敦弘教授が最終講義「中国古代史界隈で」を開催しました。講義では、中国古代史において国家がどのように統一されたのかについて、資料をもとにわかりやすくご説明されました。秦の統一における日本史との共通点や、前漢後期~後漢の中国社会におけるローマ帝国との共通点などから、広い視点で歴史を捉えることでそこに歴史的に一貫した筋が見えてくることをお話しされました。
また、学生時代の恩師との思い出や、資料が少ない中での研究は試行錯誤の日々だったこと、直接見たり触ったりすることができないものに、実証を重ねて迫っていくところに歴史学の研究の楽しさがあるなど、講義の中で印象に残るお話を数多く残されました。
最終講義の後は大櫛先生に花束・記念品が贈られました。大櫛先生の本学への多大なる貢献、ご尽力に心より感謝申し上げます。

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