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国際社会コース
グローバル社会プログラム
岩佐 和幸
- 専門
- アジア経済論・国際関係論
グローバル化の問題を、日本・アジアの地域開発や越境するモノ・カネ・ヒトに即して考えています。最近は、東南アジアにおけるアグリビジネス主導の農業開発や、外国人労働力の流入が地域にもたらすインパクトなどに注目しています。また、ゼミナールでは、おいしいモノ/おもろい出来事を求めながら、学生と楽しく共同研究し、報告書を毎年発行しています。2017年度は外国人技能実習生、2018年度はインバウンド観光、2019年度はサスティナビリティがテーマでした。 |
主な授業題目と内容紹介
- 共通教育科目
- 「平和と軍縮」: 複数教員によるリレー講義・フィールドワークと、学生自身の調査・プレゼンテーションを通じて、現在の世界情勢を把握しながら平和構築についての認識を深めています。あわせて、平和構築の「当事者」として問題解決について主体的に探求し、実践的に取り組むことを目指しています。
- 専門科目
- 「国際関係論」:「資本主義的グローバリゼーションと国際関係の変容」をテーマに、特に「南」と「北」双方の視点からその歴史と現状を紹介し、解決の方向性について受講生と一緒に考えています。
「アジア経済社会論」:激しい変貌を遂げるアジアが直面する経済社会の実情ならびに経済成長の「光」と「影」を、資本・国家と地域社会・住民生活の双方から捉え、今後の方向性を受講生と一緒に議論しています。
卒業論文題目例
・スウェーデンにおける「新たな移民」と社会的・空間的分極化の現段階
・台湾における先住民と放射性廃棄物問題
・ジェネリック医薬品からみるインド
・フィリピンにおけるココナッツ産業の発展と農家の貧困問題
・無料低額診療事業から見える高知市の貧困と課題の発見
・日本のフェアトレードタウン運動
・高齢者福祉の町づくり
・高知県における海外移民の歴史
・ワーキングホリデー制度と日本の若者
・Shifting Needs for Southeast Asian Refugee Residents