国際社会コース International Studies Course

日本を含めたアジア、およびオセアニア地域の
言語・文化・社会を多角的に学ぶ

このプログラムでは、主にアジアの国々やオセアニア地域の言語・文化・社会・経済・歴史といった複数の領域を、分野を超えて学び、多様でかつ激しく変動するこれら地域の姿を多角的に捉える力を身につけます。また、外国だけではなく日本についても学び、グローバルな問題意識の中で相対的に日本を捉える力、それを世界に発信する力を身につけます。日本語教員養成課程の履修に必要な科目も多く含まれており、それらの授業では、外国人日本語学習者の観点から現代日本語を検証したりします。また、アジアやオセアニア地域での実習も多く開講され、語学力の向上やフィールドワークでの学びをめざして、多くの学生が早い段階から海外に飛びこんでいます。

教 員
学べる科目 貿易英語、中国語読解研究、中国語オーラルコミュニケーションⅠ・Ⅱ、英語オーラルコミュニケーションⅠ・Ⅱ、中国経済社会論、比較日中文化論、東南アジア社会文化論、日本文化表現論、日本語教授法、東洋史概論、アジア経済社会論、アジア・オセアニア特殊講義英語テクスト構成研究Ⅰ・Ⅱ

APPEAL POINT

このアジア・オセアニア地域プログラムでは、主に日本、アジア、オーストラリアの言語、文化そして社会について学びます。アジアの各地域やオーストラリア、そして日本の文化や言葉、それらについて関心のある方は、ぜひこのコースで学びましょう。また、日本語教育関連では日本語の基本的知識に加え、外国人に日本語を教えるにあたっての問題点も学んでいきます。

SEMINAR:岩佐光広ゼミでは・・・

ゼミの概要 
私のゼミでは文化人類学を学んでいます。文化人類学とは、ごく簡単に言えば、フィールドワークを通じて異文化理解を試みる学問です。ゼミでは、大きく2つのことを意識して学びを深めていきます。1つは、アジア・オセアニア地域をはじめ、世界各地で生きる人たちの暮らしについて書かれた文献を読み、人間の多様な生き方について学ぶことです。もう一つは、その学びをふまえて、異文化を理解しようとする私たちの文化=自文化を批判的に見つめ直す「相対化」について学ぶことです。この2つの学びを通じて、異文化と自文化を行き来しながら双方の理解を深めるという、文化人類学の異文化理解の技法と作法を身につけることを目指しています。また、ゼミ合宿という形で、民族学博物館に行ったり、高知県内や他県の農山村に行ってインタビューをしてみたりといった学外での活動も行っています。
教員から
高知に住むようになって10年が経ちますが、「高知の文化はおもしろい!」と度々おもいます。高知という魅力的な土地で、世界の多様な文化について一緒に学んでみませんか。

MESSAGE

ゼミ生の声

岩佐光広ゼミ

岩佐光広先生のゼミは、さまざまな文献や資料を「読む」ことと、自分の考えを文章として「書く」ことの両方を通じて文化人類学を学んでいます。ゼミ生それぞれの研究対象とする地域、分野、アプローチや方法が幅広いことも特徴です。そのため、先生やゼミ生と疑問や意見を共有することによって、新しく何かに気づいたり、問いを深めたりすることができ、学ぶことの楽しさを強く実感できます。

 

コースプログラム制

メニュー

close

close